子ども連れで離婚する場合の注意点は何ですか。

子ども連れで離婚し、シングルマザーになる場合の注意点について解説します。

たとえば、
●離婚に向けての話し合いに関して
夫婦の財産をどうするべきか、子どもの親権をどちらが持つか、養育費はどうするのか、など、お金の問題と親権の問題を、配偶者との任意の話し合い、調停や裁判などで決めなければなりません。

●離婚後の仕事に関して
養育費だけで十分生活ができるというパターンは少なく、今まで専業主婦だった方でも、生活のために仕事をする方がほとんどです。子どもが小さい場合は、職場や自宅の近くに預ける場所などがあるか、など考慮に入れる必要があります。

●離婚後の住まいに関して
賃貸住宅を探す場合には、親が高齢の場合には保証人になれないことがあったり、希望の物件がすぐに見つからないという可能性もあります。離婚が決まったら、なるべく早めに住まい探しを始めることをおすすめします。

●離婚後、シングルマザーが受けられる手当に関して
一人親家庭に支給される児童扶養手当の申請や、必要に応じて児童手当の受給者の変更を行う必要があります。たとえば、名古屋市では「ひとり親家庭手当」という公的支援や、市営住宅のあっせん、医療費の助成を行っています。まずは、お住まいの市区町村に確認してみましょう。