弁護士相談はベリーベスト法律事務所 名古屋オフィスへ。
弁護士インタビュー

地下鉄桜通線、東山線「名古屋」駅より徒歩5分、JR各線「名古屋」駅より徒歩7分、近鉄・名鉄「名古屋」駅からは徒歩9分、そして国際センター駅から徒歩2分の位置にある、ベリーベスト法律事務所 名古屋オフィス。令和7年5月現在、弁護士21名、パラリーガル約50名の体制で、多くの法律相談に対応しています。 名古屋オフィス所長 勝又 賢吾弁護士に、実際に受けることが多いご相談内容から、対応時のポリシー、弁護士を志したきっかけや、オフィスの特色、依頼者への思いについて、お話を伺いました。
Q1.先生が弁護士を目指したきっかけを教えてください。
私が弁護士を志したのは、中学校時代の校長先生から「お前は法曹の道に進んだらどうだ?」と言われたことがきっかけです。当時、学級委員をやっていたこともあり、校長先生と一緒に給食を食べながらお話をしたりする機会がよくありました。その校長先生は私が小学生の時にその小学校でも校長を務めておられたので、そのころから私が人の話をいろいろ聞いてまとめることが好きだったことなどをよく知ってくださっていたからこその言葉だったのかもしれません。
しかし、当然、中学生だった自分は「法曹」の意味さえもあまりわかっていませんでした。「興味があったら調べてみなさい」と言われ、調べたところ、弁護士の仕事は人の話を聞いて手助けができる仕事だと知りました。その後、改めて進路に悩んだこともありましたが、やはり人にかかわる仕事をしたいと考え、法曹の道のなかでも弁護士を選び、目指すことになりました。校長先生の言葉がなければ、今の私はなかったかもしれません。先生には本当に感謝しています。
実際に弁護士になり、数多くの相談を受けるなかで実感しているのは、ご自身のことやトラブルを身近な方には話せないという方が多く、弁護士がトラブルへの対応の道筋を提示することによってほっとしていただけるのだな、ということです。もちろん、ご相談者さまの思い通りとなる解決ができないケースはどうしてもありますが、弁護士がサポートさせていただくことでできることはたくさんあるなと感じますし、ご相談者さまの抱える問題だけでなく、その背景にある感情や苦悩にも寄り添うことを大切にしています。
Q2.名古屋オフィスでは、どのような相談が多いのでしょうか?

私がベリーベスト法律事務所 名古屋オフィスに所属してから、11年以上がたちました。当初は、弁護士は私を含め2名しかいなかったのですが、令和7年3月時点で名古屋市内でも指折りの規模の法律事務所へ成長しています。
名古屋オフィスでは、離婚問題、労働問題、交通事故事件の扱いが最も多いのですが、そのほかにも裁判員裁判となった刑事事件や企業法務など、幅広い分野に対応しています。特に、相続問題については、ベリーベスト傘下の税理士法人や地元名古屋の税理士法人さんと連携をした対応ができるという点も強みになっています。また、交通事故について、名古屋オフィス内に交通事故課があり、車も事故も多い愛知県の特性もあって、多数のご相談をいただいているところです。労働問題については、運送業に従事されている方からのご相談を多くいただいています。なによりも、弁護士だけでなく、経験豊富なパラリーガルが多く在籍しており、チーム全体でサポートできる体制が整っているところが強みです。
私は以前、エリアマネージャーとして東海エリア全般の管理をしていたことがあるのですが、名古屋エリアのご相談者さまは親子の絆が強いなと感じることが多いです。たとえば離婚の問題などでも、親御さんが一緒に付き添って相談に同席されるケースは少なくありません。私もそうですが、愛知県生まれの方は愛知県に定住する傾向があると思うので、だからこそご家族の絆が強いのだろうなと感じています。
Q3.これまでに担当された案件のなかで、特に印象に残っているものはありますか?
印象に残っている事件は多々ありますが、私が対応した過去の案件をきっかけに、長いお付き合いになるケースは少なくありません。
たとえば、弁護士になったばかりのころに担当した刑事事件がきっかけで、被告人のご家族と個人顧問契約を結び、長くお付き合いをさせていただいているというケースがあります。判決が出るまで数年かかりましたが、終始ご家族がご本人のための大変な対応を投げ出すことなく、しっかりと何度も何度も話し合いを重ねて対応した事件でした。最終的には「やれることをすべてやっていただきありがたかった」とおっしゃっていただき、信頼いただいたからこそ、10年を超えるお付き合いをさせていただけているのだと思います。
ほかにも、相続の分野で、未成年のお子さんがいらっしゃる方が余命宣告をされたため、成人になってからも継続して少しずつ遺産を渡していけるような遺言書や信託契約書を作成し、財産管理を行ってほしい、というニーズにお応えしたことがありました。前任の弁護士から引き継いだ相続事件ですが、当事務所の弁護士法人自体が遺言執行者となることで安定かつ継続して手続きを行えるように調整してあり、現在も対応中です。
また、交通事故分野でも、ご本人が寝たきりで意思表示も難しい状態になってしまった事故において、ベリーベスト弁護士法人が後見人になり、保険会社と慰謝料額等を争った事件があります。交渉段階では保険会社から3000万円の支払いが提示されていたのですが、当然納得できる金額ではありませんでした。最終的には裁判となりましたが、1億円以上の金額で訴訟上の和解をすることができ、現在も施設で療養されているご本人が安定した生活をできるよう、ご家族と連携しながらお手伝いさせていただいています。
小規模な法律事務所の場合、長期にわたるサポートが難しいケースが多々あります。しかし、ベリーベスト法律事務所であれば、たとえ担当弁護士が変わったとしてもしっかり安定したサポートを続けることが可能です。この点は、私どもにお任せいただくうえで大きなメリットだと思っています。
Q4.弁護士への相談を検討している方へメッセージをお願いします

ご相談に来られる方の多くが身近な人にも相談できず、「これからどうすれば」と途方に暮れた状態でいらっしゃるケースがほとんどです。しかし、おひとりで抱え込んでいては、問題の解決は難しいでしょう。まずはお困りの事情をお話しいただき、考えられる対応方法を知ることで少し安心をして、それから改めてどのように進めていくかを冷静に考えるということは、非常に大切なことではないでしょうか。私はもちろん、名古屋オフィスに所属する弁護士全員がそう考え、安心して相談できるよう、丁寧に親身にアドバイスして見通しを立てようという意識をもって対応しています。
法律問題は、放置すればするほど複雑化し、解決が困難になるケースは少なくありません。どんなささいなことでも構いません。まずはお気軽にご相談ください。お話をお伺いし、法的な観点からアドバイスをさせていただきます。前例がなさそうな複雑な事態であっても、ベリーベスト法律事務所では全国のオフィス、弁護士にて対応した知見を集結させ、連携した対応が可能です。
もちろん、ご相談いただいたからといって、必ず依頼しなければならないわけではありません。まずは、お気軽にご相談いただき、ご自身の状況について知っていただくことが大切です。ベリーベスト法律事務所 名古屋オフィスには穏やかでじっくり話を聞く弁護士が多数所属しておりますので、信頼いただける相談相手として、全力でサポートします。